沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

『アベンジャーズ2』観た…。

  • 『アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン』観てきました。TOHOシネマズ渋谷、1100円。マーベルヒーローお祭り映画『アベンジャーズ』の「2」ですね。
  • 結論から言うと…よく…わかんなかったです…。すみません。体感的な感想を言えば、あんまり面白くは、なかったかな…。2時間半が、わりと長かったです。
  • いやまあ、予告編を見るたびに、「えっこれ…ちゃんと面白くなるの?」と不安になっていたのは確かなんですよ。だって、アイアンマンの新発明が世界を滅ぼすかもしれない、大変だ!って言われてもさ…。うん、じゃあアイアンマンが悪いんじゃねーの?ってなっちゃいますよね…。善が悪をやっつけるヒーロー映画として成り立つのか、当然心配になってくるところです。
  • ただ、一抹の不安はあってもやっぱり「絶対に観たい!」と思えたのは、なんといっても監督が「信用できる男」ジョス・ウェドンだったから。とくに前作『アベンジャーズ』での仕事ぶりは素晴らしいものでした。能力や性格どころか世界観すらバラバラなヒーローたちの複雑な背景と関係性を示しつつ、それぞれにしっかり見せ場を与えながら、徐々にチームとしてまとまっていく過程を描く…。言葉にするのは簡単ですが、いざ実現するとなると、もはや無茶振りを超えて完全にイジメみたいな難易度の高さだったことでしょう。しかしウェドン監督は泣きながら見事にそれを成し遂げました(泣いてない)。前作は間違いなく、ヒーロー映画の新しい名作と呼ぶにふさわしい完成度だったと思います。
  • ただ、今回はな〜…。さすがのウェドン監督も、ちょっとストーリーを持て余していたように感じました。一言で言うと、散漫。なんか、語り口がダラっとしてる上に、妙に分かりづらいんですよね…。
  • やっぱり予告編で感じた不安が見事に的中してしまったというのがデカイ。要は内輪揉めだよね…?っていう。最初に「よくわかんなかった」と頭の悪い感想を言ってしまいましたが、より正確には「どうでもよくなってきた」なんですよね。
  • だってやっぱりどう考えてもアイアンマンが余計なことしたのが悪いし…。ハイパー技術で人々を守ろう(監視しよう)っていう思想、「キャプテンアメリカ2」て思い切り否定されてたじゃん、確か…。うん、だから、ダメなんじゃねーの、ってシリーズを見てるファンほど思っちゃいますよね…?何をまた同じような話をしてんの?ってなりますよね…。
  • いや、確かに終盤で「アイアンマンは悪くなかった!」っていう感じのことが示されるんですけど、正直その理屈も飲み込みづらくて。あの「ポッと出」としか形容しようのない、『ウォッチメン』のDr.マンハッタンみたいな新ヒーローがいきなり生まれたことが、アイアンマンが正しかった理由、ということですよね…?んん?ああ、やっぱよくわかんない…。私がバカなのか…?
  • でも結局、目の前にウジャッといる敵を作ったのはアイアンマンでしょ…?あ、この新生ヒーローが今後役に立つってこと?「3」とかで?…たとえそうだとしても、だったら今回の人が大量に死にかねないドンチャン騒ぎは仕方ないってこと…?そんな理屈ってある…?
  • やっぱり中盤以降の私の理解が全然追いついてないのでしょう…。コアなファンの人なら意味わかるのかな、このくだり。ていうか前回はこんな飲み込みづらい話じゃ、全然なかったじゃん…。痛快娯楽活劇だったじゃん…。なんだよ…。アベンジャーズでこんな頭の使い方したくないよ…!何より、わかったところで「ハァそうですか」ってなる気しかしないのが問題なんだよな…。わりとどうでもいい。
  • あと今回、ギャグのキレが非常にイマイチでしたね…。前回よりもグッと小ネタというか、笑いの要素自体は増えてるんですけど、ちょっと「笑うところですよ〜」感が強すぎて、微妙にすべっていた気がする。劇場は満員でしたが、あんまり笑いは起こっていませんでした。
  • 前回で言うところの、ハルクがロキをビタンビタンするみたいなギャグは、狙いすました一点でやるから面白いのであって…。今回、全体的に「外し」のギャグがちょっと多すぎた印象。いや、そこが魅力というのはわかるんですが。うーん。
  • アクションもやや単調でゴチャゴチャしていて、わかりづらかったような。比較するのもアレですが、『マッドマックス』のアクションがどんなに優れていたかを改めて思い知らされましたね…。キャラクターの配置と動き、誰が何をしてどうなるのかというロジックが計算され尽くしていて、とにかく「美しい」んですよ。だから繰り返して観ても飽きない。一方、今回の『アベンジャーズ2』はその点もあまり上手くないと思いました。
  • ただ、「駄作だ!」と切り捨てる気にならないのは、やはり理解が追いつかなかった箇所も含め、何か壮大な準備をしているかのような気配を感じたので。だからまあ、次に期待、という感じですかね〜。次は満を持してラスボス「サノス」が出るようなので、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の面々も関わってくるのかな。それはもちろん是非見たいですよ。
  • 電車がつくので、今日はいったんこのへんで。なんか全体にディスっちゃいましたが、考察にしろ文句にしろ色々しゃべりたくなる映画なのは間違いないです。観て損はないと思う。ただ今のアクション大作で何を見ようか迷ってる、という方には、やっぱり断然『マッドマックス』をオススメいたします。結局それかい。でもまた語りたいです、アベ2。では。