沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

大好き!ドゥーフ・ウォリアーさん

  • 今日も翻訳をしたり漫画を描いたりしていた。勉強中は『マッドマックス 怒りのデスロード』のサントラを聴いていることが多い。心が温まるのだ(エンジンが温まる的な意味で)。あ、サントラ買うならiTunesで「デラックス・エディション」っていうのが売ってるので、日本版の通常CDとかより断然そっちがいいですよ。通常版より300円くらい高いけど、ボリュームが段違い。iTunesは最新の映画のサントラも増えてきてて、重宝してます。
  • ちなみにこのサントラでは、「Chapter Doof」が好きです。満を持しての最終決戦!って感じがグッとくるんですよね。ドゥーフ・ウォリアーっていう、火の吹くギターを戦闘中ずっと鳴らしてるという頭のおかしいキャラクターがいるんですけど、本曲はこの方のテーマってことなのでしょう(タイトル的にも)。曲の中盤でギターがギュイーン!って鳴るところが特に燃える。そこから曲調がよりロックな感じになって、「ああ、ドゥーフとマックスが戦っている!」って思えて血がたぎるのです。
  • あの場面、ドゥーフがバンジージャンプのゴムでビヨーンビヨーンってなりながら戦ってるので、間抜けっちゃ間抜けなんですが、「死闘!」という熱気だけはひしひしと伝わって来るのがイイんですよね〜。中盤、ゴムをハンモックみたいにして寝ているシーンも可愛かったし。フュリオサと並んで、ある意味で本作を象徴するような素晴らしいキャラクターでした、ドゥーフさん。
  • ニュークスが自爆した後、ドゥーフのギターが3Dで目の前にビヨーーン!って飛び出してくるところも、なぜだかグッときちゃうんですよね。もちろんニュークスの男気に泣く場面ですが、ちょっと「ああ、ドゥーフ…」と思えちゃうっていうのが良い。「どういう経緯でギター弾いてたのかさっぱりわからんけども、ともかくアンタはやりきったよ!漢だよ…!!」っていう謎の感慨がありました。
  • 作中での立ち位置は「道化」的な雰囲気でしたけど、多分ドゥーフさん、実際はめちゃくちゃエリートですよね。ただの「バトル盛り上げ役」という以上に、あの王国の「音楽」、もっといえば「芸術」を代表する存在なのでしょう。ものすごい倍率を勝ち抜いた、選ばれし憧れの存在なんだろうな、ウォーボーイズたちからもスゴイ尊敬されてるんだろうな、たまにコンサートも開いてたりして、とか妄想が広がりますね〜。海外の二次創作とかでも大人気のようですが、それも納得。ま、実はミラー監督の公式の裏設定(?)がすでにあるっぽいんですけどね。なんにせよスピンオフが作られるとしたら、真っ先にこのキャラの物語が見たいです。
  • ちなみに明日、立川まで足を伸ばして『マッドマックス』の「爆音上映」なるものを観てこようと思っています。明らかに映画館一般のレベルを超えた、超ハイスペックなスピーカーを用いることで、映画を「爆音」で楽しめるという粋な試みです。特に本作は音響効果が極めて重要となっている作品ですから、これは行くしかありません。ドゥーフさんの爆音ギターも楽しみです。
  • ついでに、ずっと楽しみにしてた『インサイド・ヘッド』も立川で観ちゃおうと思ってます。ただ、作品自体は間違いない鉄板だと思う一方、なんか不穏な声も聞こえてくるんですよね…。「ドリカム…ジョウエイマエ…フルコーラス…イッパンジン…シャシン…ジマクバンマデモガ…ニゲバ…ナイ…」というような、不吉で謎めいた呻き声が、風に乗って聞こえてくるんですよ…。う〜ん、なんのことだろう。さっぱりわかりませんね。知らない方が幸せなこともあるでしょうし、とりあえず観に行こうと思います。(まあ知ってるんですけどね、もう…。)いずれにせよ、詳しくはまた。何があってもドゥーフさんが口直しをしてくれるさ!ギュイーン。