沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

ヒロアカ1周年!ジャンプ感想(35号)

  • 『僕のヒーローアカデミア』1周年。メデタイ!人気投票は梅雨ちゃんに入れたいけど、わざわざハガキ出す気にはならんな〜。こういうのこそデジタルにガンガン対応させてけばいいのに。ていうか、もはやEメールさえ廃れつつあるこのデジタルなご時世に、チビッコにハガキとか書かせるんだな、ジャンプは…。そう考えるとけっこうスゴイ。
  • 本編ラスト、轟くんが来たか〜。予想外で面白い!ただ、轟くんが来ちゃうとあまりにも心強すぎて緊張感がなくなる気がしないでもない。オールマイトが来るよりも安心感があるよ、もはや…。逆にステインさんが、刀ごときでどうやってこの化け物ルーキーに立ち向かうのかが気になるところ。「強すぎる主人公サイドに頑張って立ち向かう敵」の描写って大好きなので、ぜひじっくりと描いていただきたい。若造にギャフンと言わせてやってくださいよ〜(誰?)
  • 暗殺教室』。二人の戦いに決着。クラス内バトルの過程は面白かったけど、結果自体にはさして興味なかったこともあり、ふ〜んって感じ。カルマくんは「殺す殺す」言ってたわけだし、渚くんを刺せるチャンスがあるなら躊躇せず刺してほしかった気もする。クラス内の政治の理屈もわかるけど、ちょっとカルマくんの格を落とさないための言い訳っぽくて、やや興ざめ。全体的には面白かったですけど。
  • しかし渚カルマの間柄が呼び捨てになったのは腐女子へのサービス的な側面もあるんだろうが、「くん付け」の方がいいっていう人も一定数いる気がするな…。私も『響け!ユーフォニアム』の久美子と高坂さんの間柄は「さん付け」の方がクるものがあった。なんかえろくないですか、さん付け。
  • 読み切り『DEADMAN KILLER』…。ううーーーん…面白くは…ない…。金を払っているとはいえ、(ワンピースならともかく)新人の方の作品にケチをつけるのは気がひけるのですが、やっぱり、面白くはなかったですね…。前回の「リカバリーQ」が、ジャンプっぽくはないけど実に面白かったのに比べ、こっちは悪い意味で「ジャンプの読み切り」らしすぎるというか、テンプレを気にしすぎというか、「新しい」と感じられる点が、本当にひとつもない…。作者の人、「これは面白い!」「新しい!」ってちゃんと思えてるのだろうか。どうせ荒削りならもっと好き勝手に好みをぶつけた作品が読みたいぜ…。渋くて硬派なバディものを目指してる感じは伝わったので、いろいろ描いてがんばってほしいです(雑な応援)。
  • 『斉木楠雄』、安定して面白いな〜。「詰みタイムループ」をどうやって突破するか、みたいな発想にわくわくする。それにしても、こんな万能の超能力者をよくもまあ毎度ピンチに陥らせられるもんですね。知的な漫画だ…。『レディ・ジャスティス』が真に学ぶべきはアメコミではなく『斉木楠雄』だったのでは…。
  • 『ブラッククローバー』、絵はとっても上手ですし、来週巻頭カラーのようだし人気もあるようですが、やっぱり全然面白くないと思います。説明ゼリフを散々使ってわざわざ一人ずつ紹介した新キャラの実力者たちが(この説明シーンもひどいんだけど)、突然主人公たちに安っぽい罵倒ゼリフを吐き始めて、あれよあれよと小物に変貌していく。すべては「主人公アスタがカッコよく怒る」ラストシーンのためだけに(その見開きのシーンも微妙に間が抜けててイマイチかっこよくない)。この漫画、主人公を引き立てるために、いくらなんでも周囲のキャラを都合よく動かしすぎなんですよ。白けます。これほどひどい作劇でもちゃんと人気が出るのだから、「絵のうまさ」というのは本当に強力な武器なのだと思いました。皮肉じゃなくて、ホントに。実際ヒロインの造形とかスゴイかわいいのに…もったいない。プンスカ。
  • 『火ノ丸相撲』、ユーマの師匠が弟子の試合より息子の発表会を優先する感じ、とても良いなあ。こういう風に、作中における絶対の価値観であるはずの「相撲」を相対化する視点がヒョイっと入ってくるのが本作のユニークな点ですね。バトルもたいへん熱いです。回想でユーマさんに「贖罪」とか言葉で言わせちゃうのはちょっと説明過多な気もするが、それでも熱いものは熱い。ほぼ確実に負けるだろうけど、次の部長戦がメチャクチャ盛り上がるはず。
  • 『ベストブルー』も『ブラクロ』とかなりよく似た問題を背負ってしまっている気がする…。作中の「実力者」をどうしても小物に描かなきゃいけないルールでもあるのだろうか。作品世界の奥行きがなくなるだけだと思うんですけどね…。西森博之の漫画とかを読んで「嫌な奴」の描き方を学んだらいいのに(何様発言)。あの人は天才すぎて参考にならないかもですが…。
  • ワールドトリガー』がその点、やはり素晴らしいんだよな〜。「嫌な奴」と「実力者」、どっちの描き方も本当に上手い! 「嫌な奴」唯我くんも良い味出してるし、スポンサー事情という世界観の掘り下げに貢献してる。「実力者」東さんは、これまでの積み重ねもあって、実際の実力は中堅くらいにもかかわらず、「勝てる気がしねぇ…」という強者オーラを醸し出している。そして「この人が中堅どころとか、ボーダーどんだけ層厚いんだよ」と読者に思わせることに成功してますよね。なんと巧妙な作劇か。ジャンプの人、みんな葦原先生を真似したらいいと思いますよ(何様発言)。
  • ああ、『レディ・ジャスティス』にも触れたかったけど、くたびれたのでここまで…。しかし今回、妙にディスディスしい感じになってしまいました。眠くて不機嫌だからかな…。ちゃんと寝ます。では。