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沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

きららマギカ(vol.21)と魔獣編(2話)感想

  • 「きららマギカ」9月号(vol.21)読んだので感想でも書こうと思います。魔獣編2話とかのネタバレが含まれますので、ご注意くださいませ。
  • 表紙はまどかとほむらの水着姿。爽やかだし目の保養にもなってイイんじゃないでしょうか(Amazonで注文したから買いづらくもないしな…)。キャッチコピーの「まどかのまぶしいーー夏!!」になんか笑いました。なぜだろうーー夏!! あ、今回もクリアファイル付きです。リアルでの使い道は皆無とはいえ、一枚絵として眺めるにはこっちの方がいいか。「文房具だよ」って言い訳できるし(できない)。
  • 対談ページは新房監督とハノカゲ氏。「魔獣編」、ボス魔獣のデザインで劇団イヌカレーの協力を得ていたのか。知らんかった。前回の感想でウソ書いちゃいました…。あとで修正しとこ。ちなみにハノカゲ氏はpixivで『うみねこのなく頃に』の絵とか描いてたらコミカライズに抜擢されたとのことです。夢がある。
  • 巻頭カラーは『まどか☆えんがわ』。表紙の見開きイラストが夏らしくてとても良いですね。ちゃんなぎのどアップが無性に好き。内容は、前号で小屋を壊されたQBが家出しちゃう話で、なかなかオフビートなノリです。
  • メガほむとQBの出会いも和やかに語られます。…あ、以前はメガほむだったのね(以前というか何というか)。同一の時間軸で性格も容姿もえらい変わったな、ほむほむ。姉たちとの暮らしは無限の時間ループに匹敵するほど過酷なものだったのか…。
  • さて、続いてハノカゲ氏の「魔獣編」第2話。ほ…ほむさやの線が消えた…!!(そこ!?)…いや、考えてみれば当たり前の話なんですよね。魔獣世界での「ほむらの意識の目覚め」と「さやかの消滅」は入れ違いなわけですから…。たしかに前回の感想では「ひょっとしたらコレは!?」とハシャいじゃったりもしましたが…うん、最初からわかっていたことです。真のほむさや紳士はこんなことで涙を流したりは…しないのです…(肩を震わせながら)。
  • マイノリティの悲哀は置いといて、魔獣との激戦の末にまど神様に導かれ、なんと2話目にしてさやかちゃんが消滅しちゃいました。魔獣編はしばらくさやか主人公でいくのかな〜と思ってたので、早めの退場は少し意外。でも十分活躍が見られたので、さやか好きとしては満足かな。まどかやなぎさと一緒に再登場しそうな気もするし。
  • さて、さやかと入れ違いにやっと原作通りほむらが登場………ってアレ?この描写だと突然ほむらが無から生じたみたいに見えますね。ここまでの魔獣編でほむらの描写は一切なかったわけだし。にもかかわらず、マミと杏子はさっきまでいなかったハズのほむらを知っているっていう、なかなか奇妙な状況が生まれてます。そのへんの歪みについては次回で説明があるのかな。
  • 次からは杏マミほむ、いわゆる「生存組」のお話になるんでしょう。すでに優れた二次創作がいくつも生まれていたりして、公式としてはちょっとやりづらいかもしれませんが、なんにせよハノカゲ氏がどう描くか楽しみです。特にほむ杏は二番目くらいに心惹かれるカプなので、ほむさやの希望が潰えた今、濃厚なほむ杏を期待します。いいよねほむ杏…。大切な人を失った同士のコンビ…ビジネス感と若干の友情…ハードボイルド…ラーメン…。私も水族館の話なんて打ち切ってほむ杏派に転向しようかな(まさに外道)。
  • 『魔獣編』の話はこの辺で。他の連載陣や読み切りにも軽く触れときます。
  • 『ほむらたむら』。今回は宇宙が舞台。ホントなんでもアリなのね。どういう設定なのかいまだにさっぱりわかりませんが…(たむらっていうのは何?)。ぶっ飛んでるのは長所なんでしょうけど、まどかが地球に巨大兵器を落として人を大量に殺しちゃったのを、「大丈夫大丈夫 魔女の仕業ってでっちあげたから」とか言ってごまかすくだりは流石にやりすぎな気も…。ギャグに目くじら立てるのもオトナ気ないですが、キャラクターとしての最低限の一線は守ってほしいな…。とはいえ発想の飛躍っぷりは魅力。
  • 魔法少女部』。お泊まり会の話。前回もでしたが、どことなくさやほむ的な視点があるところが好きです。単にほむボケさやツッコミのスタイルがお話的にやりやすいからだとは思うけども。魔獣編のほむさや亡き今(?)こちらに期待。ケーキの造形にからめた「私が裂けちゃう」のギャグとか、芸が細かいですね。
  • 巴マミの平凡な日常』。アラサーだのアラフォーだの、年齢をネタにすること自体はあんまり好きじゃないのですが、本作は「孤独のグルメ」みたいなノリで普通に楽しく読んでます(そういやpixivにずばりマミさんが孤独のグルメする漫画があったな…あれ好き)。今回も市民プールの話と、なかなか渋い。ただ「まどマギ分」は今回、完膚なきまでにゼロでしたね…。淡々としたテイストは好みなので、無理矢理でいいから一応まどマギにこじつけてほしいところ。
  • 『ぽむマギ』。ちっちゃいほむらという発想は「すてマ」とぶつかってるけど、どちらも違う可愛さがあっていいですね。ほむらを無言で通してるのもなかなかチャレンジング。次回巻頭カラーということで、けっこう人気なのかな。
  • 『すてマ!』。今のところ本誌で一番「あなどれない」と思ってる作品です。絵柄は全く原作に忠実ではないですが、原作の「世界の仕組み」を最も有効に設定へ取り入れていると思う。特に1話目のほむほむとQBの会話は、「二次創作とは何か」みたいなところにまで踏み込んでる気配があって、ちょっとぞくっとしました。作者の方、コレかなり自覚的にやってる…?…と思いきや2話目はメチャクチャな話で笑いました。ほむほむホームは置いとくとしても、マミが無意味に増えてるのはどうしてなんだよ!いろいろな意味であなどれない。単行本買おっかな…。
  • 『たると』と『おりこ』は話がわかんないので今回もパスで…。てか『おりこ』って、まどかも出るんだ。知らんかった。急に出てきてびっくりしました。オリジンの主人公だもんね。そりゃ出るか。
  • さやか主役の短編『人魚姫』(堀泉インコ)。絵も綺麗だし、原作に誠実な内容だし、ほのぼの萌え系だけでなくシリアスなお話がちゃんと載ってるのは嬉しいです。それでもやはり「えっこれで終わり…?」と思ったのは否めないですね…。描こうとしているテーマに対して、明らかにページ数が足りなかったのでは…。前々回のほむさや短編でも思ったけど、8pでお話として成立させるのは厳しいよな〜。きらマギ、もうちょっとこういう読み切りに紙幅を割いてくれたらいいのに。予算の問題もあるんでしょうけど。まあ今は魔獣編もやってるし、シリアス分はそっちで補給してねってことか。
  • 『見滝原アンチマテリアルズ』。おっさんが悪い人じゃなかったのは良かったです!(人としてはダメすぎるけど…。)杏マミなぎは相当に膨らませられるトリオだと私も思います。
  • 『みたきはら幼稚園 まほう組』。おお!まさか終盤にこんな堂々たるほむさやが待っているとは…!捨てる神あれば拾う神あり。内容もまどかをめぐる二人の葛藤と、しっかり基本を押さえたほむさやでした(基本て)。本作、みんな幼稚園児という素っ頓狂な設定ですが、大事なポイントは原作をふまえていて好感がもてますね。絵もかわいいし上手。
  • 『ふわっとまどか』。あ、ネタがかなりちゃんとしてる…。みんなで連続ドラマを観るだけの話ですが、たたみかけオールキャスト天丼ギャグとしてよくできてるな〜と思いました。QBまで来ちゃって。ほむらのデフォルメにはまだちょっと慣れないけど、他の子は良い感じ。
  • 『かなめけ』。「まどなぎ」とは珍しいですね。お話も夏らしい。ふと気付いたのですが、今月号でまどかが「主人公」として動いてる話ってこの『かなめけ』だけじゃないですか…? 私もめったにまどかは出しませんが、ひょっとしたらプロの漫画家さんにとっても、まどかって相当に動かし辛いキャラなんじゃないかな〜とふと思ったりして興味深いです。あ、でも考えてみたら原作からしてそうか。まさしく「虚ろな中心」というか…。困難で面白いキャラです。
  • ウオォ…3000字オーバーしてしまったのでこの辺で。ただの感想とはいえ、久々にガッツリまどマギの話をしたなあ。こうしてファンの話題のきっかけにもなってるし、やっぱり存在意義はちゃんとあると思いますよ、きらマギ。ここも最近はすっかり映画ブログですが、また近いうちにまどマギのお話でも。ではまた。