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沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

絵が上手い!ジャンプ感想(39号)

ジャンプ感想
  • おとといのマッドマックス記事、引き続きたくさんの反響があって嬉しいです。他にも色々書いてるので、うっかり迷い込んじゃった映画好きの方も、適当に覗いてくださったらなお嬉しいです!…とはいえ、なかなかな〜。他の記事までは見ないよな〜。そういうものだ。突然だけどカート・ヴォネガットの名作『スローターハウス5』の中で、誰か(何か)が死んだ直後になぜか必ず出現するフレーズ "So it goes" を「そういうものだ」と訳したのは本当に名訳だと思う(日本語で言うと「諸行無常」が一番近そうだけど)。
  • そういうわけでジャンプ感想。あ、うすた京介が9月からwebで新連載なんですね。どうなることか。「ジャガーさん」最初は好きだったけど、後半の弱いものいじめみたいなノリはすごく苦手でしたね…。『斎木楠雄』はある意味「ジャガーさん」へのカウンターなんだと思う。「誰かのダメさをネタに笑いを取る」というギャグ漫画の業(ごう)にすごく自覚的なところが。とはいえ、うすた京介の偉大さはいまだに揺るがないと思ってるので、新連載も楽しみ。
  • 『ブリーチ』。今からバカみたいな発言をしますけど、久保先生って本当に絵が上手いですよね…。皮肉でもなんでもなく、どんなにお話の密度が薄かろうと、こんだけ絵が上手かったら、ジャンプでずっと連載を続けていられることにも納得せざるをえないです。それくらい圧倒的な画力ですよ…。私も高校生くらいのときは「ブリーチなんてさ〜」とバカにしていたけど、今はもう全然そんな気にならない。久保先生は凄い。絵が上手くて、凄い。まあ近頃はマユリ様がキャッキャしてるのでお話的にも普通に楽しめているんですが。ブリーチが円満終了したら学園お色気ギャグとか描かないかな、久保先生。
  • 『ワンピース』。「尾田先生はきっと読み手にこういう風に感じさせたいんだろうな」ということだけはひしひしと伝わってくる。今週は「ええっルフィ、あんなに強い藤虎から逃げるどころか逆に殴っただって〜!?いかれてるぜ!」と思わせたいんだろう。それはわかる。でもな〜…いくらなんでも、あからさますぎでしょ…。意図が透けて見えすぎて、冷める…。バリバリの人に「そこの藤トラに気ィつけて ビュンとかわして!」とかわざわざ言わせるあたりが…もう、すごく良くない…。テンポも悪いし。この「意図が透けて見える」感は、ジャンプの中でもかなりひどいほうなのでは。でもチビッコは今週を見て「さすがルフィ!」って思うんだろうか。わからん。少年の心は忘れた。
  • 暗殺教室』、お、おう…。いや、ええ〜…? なんという肩透かし…。宇宙まで行った結果がそれかい。伏線とか言われてもな〜。茅野のセリフ説明でイイ話っぽくされてもな〜。さらに暗殺続行とか言われてもな〜…。正直、茶番感がグッと増した感は否めない…。「おれたちの戦いはこれからだ!」的な「引き」だけど、どうやって来週から盛り上げるのかな。つくづく茅野の扱いはもったいなかった気がする…もう5回くらい言ってるけど…。
  • 食戟のソーマ』。1p目のえりな様みたいな女の子の表情がとても好きなんだけど、こういうのなんていうんだっけ。わりとメジャーな嗜好だと思うんだけど。絶望顏?っていうとちょっと違うしな。まあいいや。本編は面白かったけど、先週までの話もう終わっちゃったのかしら。すごいナアナアだったような。でも第一席の人は(外し感というよりは)リアリティがあって、かなり好き。
  • 読み切り『龍刃伝ガガ丸』。ワンピース初期っぽい絵柄は(もはやオールドファッション的な)好ましさがあるけど、面白くは…ない。ジャンプのこういう読み切りで毎回思うけど、もう中途半端なギャグは全部撤廃したほうがいいんじゃなかろうか。今回だと6pめの「なにこのカオスな状況!」とか「SEKAI NO OWARI!?」とかで、も〜台無しって感じ。読む気なくす。せっかく頑張って作り上げた世界観やキャラを、もっと大切にしたらいいのに。絵が上手なだけに、もったいない。でも(話は面白くなかったけど)お母さんの表情には心を打つものがあった。
  • 『ヒロアカ』。扉絵めっちゃカッコイイ…。本編も面白い。強敵がスタミナ切れで負けるって展開、はじめて見たかも。そんな地味な退場なのに、ステインさんの強者感はスゴイなあ。プロヒーロー尻餅つくなよって感じだけど、それもやむなしというような迫力と絵ぢから。うん、絵が上手いってことは本当にスゴイことだ…とつくづく思う。その後の犬との交渉シーンも渋くて楽しいワン。世界がちゃんと存在してるんだな〜って感じ。そして不穏なラストだワン。
  • 『背すじをピン!と』。地味な目標、地味な不安、地味なチャレンジ、それでもちゃんと面白い。つい応援したくなる、堅実で健全な漫画。だが同作者の『ダンゲロス』のせいで、この可愛らしい小動物系ヒロインが突然「すべての金玉に災いあれ!」とか言い出さないか心配になっている人がこの世に80人くらいいるはず。
  • 『火ノ丸相撲』、決着。ジャンプ史上稀に見る地味〜なバトルだったが、泣けるわ燃えるわ、最後まで息をつかせない名勝負だった。そして満を持しての大将戦。そりゃ展開的には主人公が勝つんだろう、が…。この後に個人戦が控えていることが絶妙な煙幕になってるんだよな〜。負けられなくはないっていうのが怖い…。どっちも負けらんないだろうし、どうすんだこれ。真剣に読めない。もう9月は川田先生がぜんぶ巻頭カラーでいい。
  • 『ブラクロ』。これだけ見た目がちゃんとしているのに、漫画としては全く面白くなくて、それが何故なのかという点はすごく興味深いのでいずれ考察したい。
  • ニセコイ』。縄とか無理だろ、マウンテン・ティムじゃないんだから。あとギャグっぽいノリで割った窓(死ぬよ)がシリアス展開の伏線になるのもなんだかなー。でもマリーの方言はかわいい。
  • ワールドトリガー』、面白いな〜4つ巴…。グラスホッパー踏まされた千佳ちゃんの仰け反りがとても…いい(意味深)。千佳が延々とグラスホッパー踏んで「!!」ってなりながら前方にジャンプし続けるgifアニメほしい。犬飼の散り際のセリフ「みんな女の子に甘いんじゃない?」もチャラくていいですね。一番甘そうな犬飼が、一番甘くなさそうな影浦にやられるっていうのも素敵。
  • 『レディ・ジャスティス』。先週同様、ヒロインの妙にぎこちない台詞回しが独特のえろすを生んでいて好きだなあ。「いや…無理なんて言っている場合ではないということはわかっている…!」とか。でもキャスターの「グラビアアイドルのようだと話題になっています!」みたいな言い回しは普通に変だから、狙ってやってるわけじゃないのかな。だとしても好ましいので、直さないでほしい。ちょっともう連載自体が終わりそうだけど…。So it goes(そういうものだ)。
  • くたびれたのでそろそろ寝ます。ではまた。