沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

デレマス21話みた。

  • アイドルマスター シンデレラガールズ』21話みた。前向きな感じにまとめられていたが、妙に不穏というか、見ていて辛いというか、奇妙で複雑な味わいの回だった。有り体に言えば崩壊の予感がする。これからどうなるのかちょっと読めない。
  • 冒頭のチョウチョが舞ったりお城が立ったりするくだり、てっきり心象風景というかイメージ的なものかと思ったら、普通にイメージビデオだった。「ずいぶんいつもと演出を変えてきたな」とか思ってしまったぜ…。導入からしてなんか不穏だった。
  • 不穏といえば、ニュージェネの3人のコミュニケーションが成り立っていない感じが妙に生々しくてリアルなんだよな。狙った演出ではないのかもしれないけど…。特に「しぶりんもやりたいことやってみれば?」のシーンの気まずさというか、ギスギス感はスゴかった。まどかマギカみたいだ…。
  • いや、もちろんミオは別に嫌味を言ったわけではなくて、「あたしもやるからお互いがんばろ!」という純粋なエールだったんだけど。でもしぶりんの立場になってこのセリフを文脈ふくめて受け取ると、「あんただって好き勝手やってんだからつべこべ言わないでくれる?(笑顔)」という意味になりかねないし、実際しぶりんはそう捉えたっぽいわけで…。キッツイな。あとで誤解が解けるとはいえ、ちゃんみお、その台詞のチョイスは攻撃力が高すぎるぜ…。作り手がこの辺の塩梅をどの程度意識しているのかわからないのが、また不穏さを誘うんだけど。(でも個人的にはこの場面の「ウオッ…」という緊迫感は好き。)
  • あと不穏といえば何といっても卯月ですね〜。大丈夫かなこの子。今回も見事なまでに物語上の機能を何も担っていなくて、周囲だけがスルスルと納得して成長して行って、置いてけぼり感が半端ない。いつも笑顔でいようとしているのも、愛らしさよりは痛々しさが上回り、見ていてけっこうきつい感じ。でも階段での凛の告白に食い気味で答えるところとか、EDでのPとの会話とか、ラストの意味深な横顔を見るに、この「置いてけぼり感」や「痛々しさ」は意図的なものなんだろうけど。うーむ。この問題はフンワリした感じで流さずに、是非きっちりと解決してあげてほしい。なんといっても主人公なんだし。
  • ふと思ったけど、もはや万能のフレーズになっちゃってる「笑顔です」「頑張ります!」に対するカウンター的なエピソード、一回入んないかな。「笑顔で頑張って」いた卯月がついに挫けちゃう話。「人間いつだって笑顔でいられるわけではないし、がんばることにも限界がある…」という現実をいったん突きつけられる卯月(とP)。そのうえで「だがしかし…だからこそ今日も私たちは歌う。涙を拭って再び微笑む。なぜって?…アイドルだからさ。変身!!」というようなエピソードがすごく見たい(何に変身するのかは不明)。
  • でも今回ふつうに面白いと思ったのは、ひょっとするとコレ、まじでニュージェネレーションというグループの「消滅」を描こうとしてるんじゃないか…?という予感がしたこと。今回を見るに、なんだかんだあってグループはなくなったけど、それぞれの道を行く3人…っていうエンドの可能性もあるかなと。さながらジョジョ3部のラストのような、爽やかな終わり方として。もっと言えば、シンデレラプロジェクト自体が解散して、各々が自分の道を歩き出すまでのお話だった、とか。そしてふと振り返ってみると、みんなで過ごしたあの時間が輝き出すのだった…みたいな。……このラストならすごく好みですね。ファンは怒るかもしれないけど(ていうか常務が勝っちゃってるけど…)。
  • 長いので変な妄想してないでもう寝ます。でも今回、なんか妙な後味だったとはいえ決して嫌いじゃなかったです。ダーク気味な二次創作の良い土台になりそう。ラストがどうなるか期待。では。