沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

ゲコッ。ジャンプ感想(50号)

  • 『火ノ丸相撲』表紙かっこいいな!白く塗られた潮くんの肌が、ベースの赤や黒と鮮やかな対比になっていて、抑えた色合いなのにしっかり「熱さ(高温)」の表現になってる。巻頭カラーの見開きも、表紙とは対照的にしみじみ暖かくて良い。それにしても小関部長のヒロイン力ったらないよな。だってその立ち位置はあなた、ヒロインですよ。
  • 本編も、お互いを認め合ったガチバトルの末、ついに決着!…というミスリーディングからの、まさかの部長の踏ん張りという意外性のある流れ、読者の心情を誘導する技の巧みさよ。ヒロイ…小関部長に対する潮くんの愛じょ…友情と敬意も、非常に共感できるし納得がいく。
  • ただ「怪我を押しての熱戦」という展開は、現代スポーツ漫画の倫理としてちょっとどうかと思うところもある…。「強い奴らが(文字通り)真っ向から全力でぶつかり合う」という点が本作の最大の魅力なので、潮くんの怪我が少なからずストレスになってしまってるのも否めないし。うーん。文化系の身からすると、怪我してるんならいったん休もうよ、とか思っちゃうのよね…。部長、勝っちゃってもいいのよ(だめだろ…)。まあ「絶対に負けられない」という気合が描かれたばかりだもんな。なんにせよ先が読めなくて凄い。
  • そして「黒子のバスケ」と「火ノ丸相撲」のコラボ漫画、すっごい面白かった…! 脚本・構成の高橋一郎さんって誰だろう。いい仕事だな…。バスケ勢と相撲勢の行き違いとか、あっちむいてホイの能力バトルとか(黒子くん…)とか、まさかの「鬼背き」(絵力の壮絶な無駄遣い)とか、すごい笑いました。こういうのもっとやってほしい。大変そうだけど。
  • 食戟のソーマ』。極星僚の強制退去のくだり、カッコよさげな見開きだけどなんかすごい笑ってしまった。「本日これから 謹んで執り行う」って叡山パイセンがドヤ顔決めて、その部下である「実力者」っぽい人たちがカッコつけて僚に向かってるんだけど、いや、君たち、行って何するの…? 荷物とか運びだすの…?いやがる住人をつまみ出したりするの…? とにかく「行ってどうすんの?」感がすごい。
  • 暗殺教室』。殺せんせーと烏丸先生との最後(?)の会話、渋くてイイなあ。さすがにもう最終章なんですかね。あと頬杖ビッチ先生かわいい。何を待ってるんだ何を(明らか)。
  • 『背筋をピン!と』。部長の特性は「存在感」か…ふむ…。感嘆している人も笑ってる人もいる、っていうのはバランスが取れてるけど、やっぱこう、「変な顔の人」として描かれているキャラが踊って、それが観客に笑われてるってのはモヤっとするというか…。だって体が大きくてゴツいだけだったら誰も笑ったりしないでしょ。部長の顔が変だから笑われてるわけでしょ。やっぱあんまり気持ち良くはないな〜。いや、ものすごく丁寧にフォローされてるんですけどね。だからこそ「オネエ」っぽい性格も含め、なんでそもそも部長をこの造形にしたのかっていう…。それはさておき「ルンバ」えろい…。
  • 『僕のヒーローアカデミア』。梅雨ちゃんの魅力やっべえな…!本当にいいキャラだよ。大好きですねこの子は…。特に、胃を体内から排出しようとするときのセリフ「あんまり見ないでね とっても醜いから」がもう、たまらない。そりゃ胃が口からヌルッと出る姿とかあんまり友達に見られたくないよね…。
  • 梅雨ちゃんの冷静な判断力と肝の据わった性格、「異形」の個性をもつ者としての覚悟、そして女子高生としての若干の自意識(コンプレックス)と、それらが入り混じった絶妙なセリフで、ぞくぞくする。そのあとの珍しくグテッとした表情も含め、率直に申し上げて「えろい」としか言いようがないですね。やっべえな…。子どもに見せていいのかこれ…(いいだろ)。
  • そしてデク君は梅雨ちゃんの胃がヌルッと口から出るところをカメラでバッチリ目撃した上での「さすが梅雨ちゃん!」なんだね…。まったく動じてない様子が彼らしくて微笑ましいが、若干こわい。あと口田くんマジ「アントマン」。虫に限って言えば完全上位互換じゃねーか。
  • ニセコイ』。別にディスるために読んでるつもりはないのだが、毎回どんなに感動っぽい展開になっても「はいはい」としか思えないのは何故なんだろう。長年のファンだったら、今週のマリーと本田さんのやりとりに涙を流したりするんだろうか。こういう関係性は大好物なはずなのに、見事なまでにグッとこない…。今のところ、薄っぺらいテンプレ描写を切り貼りしてるようにしか思えないんですよね。
  • バカにしているわけじゃなく、ニセコイがなぜ面白くないのか、なぜグッとこないのか、けっこう真剣に興味があるので、最終回まで付き合おうと思う。(好きな作品ではないとはいえ、なんだかんだ毎週読んではいるんだよな…。銀魂とかトリコとか読んでさえいない作品だってあるのに。終わったら終わったでけっこう寂しいのかもな。)
  • 『ものの歩』。ジッポくんの回想描写には、どうしたって池沢先生の過去を重ね合わせてしまい、グッとこざるをえないですね。そんくらいかな…。
  • 『斉木楠雄』。いくら不細工だからって、燃堂くんがモテたって何ひとつ不思議じゃないよ、と思わせるくらい燃堂くんのキャラ造形は成功しているので、「あの燃堂がモテるなんて?」という話である今週は、特に面白くはなかったです。こういう回もあるよな…。大ゴマ顔芸も、お疲れ様です…という感じ。
  • ワールドトリガー』。ガロプラの作戦会議いいなあ。主人公サイドより(たぶん)格下の相手が、限られた人的リソースや武器をもとに、なんとか主人公サイドにギャフンと言わせようと色々作戦を練っているだけでスッゴイ面白い。それにしても敵っぽくない敵だよな…。絶対人間と仲良くなれるだろ君ら…。と感じさせた上でなお読者をワクワクさせられるのが、本作の凄みですなあ。
  • 『左門くんはサモナー』。冒頭の「さすがに8話目でそんなスピンオフできないから」にすごい笑ってしまった。相変わらず小ネタはキレッキレ、オチも心温まる…のだが、(ラストの天使ちゃんを際立たせるためとはいえ)やっぱり途中の左門くんがちょっと嫌な奴すぎて、総合すると不快感が上回ってしまった感じ。今回の左門くんにはぜひ痛い目を見てほしかったかな〜(せっかく虫という弱点もできたんだし)。とはいえ、この掲載順位が信じられないくらいの完成度の高さだと思う。編集部さん、コレを切るのはないわ〜。
  • 『ベストブルー』。つらい。
  • 最後が少し短くなってしまいましたが(少し?)、今週はここまで。それにしても梅雨ちゃんやっべえな…。ゲコッ。