沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

魔獣編(第4話)読んだ。

  • 今月の「きらら☆マギカ」に載っていた、ハノカゲさんの「魔獣編」第4話を読みました。ここにきて物語が舵を切ってきたというか、面白くなってきたなあ!という感じです。途中からネタバレあるのでご注意ください。今回はボリューム多めなようだし、ゆっくり語りたいところ。
  • 今月は表紙もハノカゲさん。まどか・さやか・マミさん(とべべ)のピースフルで優しいイラストです。後輩2人&べべに挟まれて幸せそうなマミさんがとても可愛い。煽り文は「まどか達からのとっておきのプレゼント」となってますが、この構図だとマミさんがプレゼントみたいですね。どうもありがとうございます。
  • そしてついに「魔獣編」の第1巻が本日発売。メデタイ!これで読者もさらに増えることでしょう。というかもっと他の人の感想とか考察とか読んでみたいのに、ググっても全然ヒットしないんですよね…。うちのブログしか出ないじゃねーか…。「魔獣編を読んでるのってこの世で私だけなの?」みたいな孤独感があります(誇大妄想)。なにさ!TVや映画のときはあんなに感想や考察あったじゃない! …いや、今はTwitterで感想をつぶやく人が多いのかな。でもTwitterだと探しにくいんですよね…。
  • 何にせよ「魔獣編」、ただのスピンオフというよりも、かなりオフィシャル度が強い物語のようだし、コアなファンはもちろん「まどマギ?まぁ好きだけど…」くらいの人も、とりあえずみんな読んだらいいじゃん!と思います。 公式も相当に力を入れているようで、絵のクオリティも高いです(ハノカゲさんのキャラはもちろん可愛いですが、「すやすや酢屋」さんによる精緻な背景も素晴らしい)。お話的にもこれからさらに面白くなっていくでしょうし、読み逃すのはもったいないかと…。たぶん1巻に1〜3話が入っていると思うので、未読の方は今月号から入ってみてはいかがでしょうか。
  • 前振り終わり。以下ネタバレ込みで第4話の感想を書いていくので、未読の方はご注意を…。

ーーーーーーー以下ネタバレ注意ーーーーーーーー

  • 魔獣に敗北し、リボンを奪われてしまったほむらが目を覚ますと、そこはマミさんの部屋でした。リボンもカチューシャもないほむらって新鮮で可愛いですね。忠告をガン無視した独断専行についてほむらを叱るマミさんですが、気にかかることがあるらしく、ほむらに「魔法少女に変身してみて」と頼みます。(よくわからない提案をされて戸惑うほむら可愛い。変身する瞬間をじっと見つめられるというのは魔法少女的には気まずいのだろうか…。)
  • そのテストの結果、魔法少女には変身できたものの、武器(弓矢)を出せなくなっていることが判明します。魔獣に魔力を奪われてしまったことが原因だろうというマミの推測に、焦りを隠せないほむら。「力が戻るまで魔獣に近づくな」というマミの指示を受け入れられず、ある「力」を発動させて無理やりその場を収めます。それはなんと、「記憶を操作する能力」!
  • ほむらのおなじみの「時間操作能力」が、まどか改変後の世界では「記憶操作能力」に変わっていたのです。これで、前回「ええ〜?」と思った矛盾点のひとつ、「さやかが消滅した後にほむほむ突然あらわれてね?問題」が解消されましたね。物語の都合上仕方ないとはいえ、客観的に見れば不自然きわまりない登場シーンだったわけですが、「記憶を操作する能力」なんてものがあるなら確かに問題ない…気がします。
  • まあ、今回の様子を見る感じでは、「記憶操作」と言ってもそこまで強力なものではなくて、「目の前にいる相手の記憶を一時的に上書きできる」程度の力みたいですが。でも地味にいやらしいというか、あんまり友達にはなりたくないタイプの能力ですね(ある意味ほむほむらしい)…。マミさんの記憶を上書きするときに、ニコニコしながらいい子ぶるほむらが何かツボでした。「今日は助けてくれてありがとう」のコマとか誰だよおまえ。どこの可憐なヒロインなんだよ。なんか別のものまで上書きしようとしてない?キャラとか…。
  • 最初読んだときは「ほむらの能力が記憶操作ってあんまりしっくりこないな…」と思ったんですが、よく考えてみると悪魔化した後、さやかに対して思いっきり「記憶操作」してましたね! アレは「悪魔だからなんでもアリ」ってことではなく、実はほむらの固有能力だったってことか…。 魔獣編の矛盾を解消すると同時に、『叛逆』を伏線として活用していて、実に見事なアンサーだと思います。マミさんに対して良い子ぶってるほむらのキャラも、悪魔ほむらの性格にスムーズつながるし、公式の補完として上手いですね。
  • 続いてQBとほむらの会話ですが、時間操作能力の件とか、けっこう重要なことをQBに喋っちゃってるんだな、ほむら…。なんだかんだ言って、この時点でのほむらはQBにだいぶ気を許していたみたいですね…。それを全て逆手にとって利用してくるキュウべぇとかいうガチで凶悪な外道生物よ。
  • そして杏子とほむらの会話。ほむ杏の関係性ってどの世界でもだいたい同じで、圧倒的な安定感がありますね。良いなあ。ほむさやにもこれくらいの安心感がほしいですね…(まず関係性が描かれるのが先では…)。
  • さておき、ほむらに取り残されたマミさんの元に、魔獣らしき存在の影が忍び寄ります。魔獣の気配に誘われて部屋に戻ったマミさんを待ち受けていたのは、やはり「両親」なのでしょうか。いわゆる「猿の手」みたいな魔獣なんですかね(私も一度マンガで描いたことあるけど)。その直後に描かれた、リボンを首に巻いて街を歩く裸の少女(って描くと語弊があるな)の存在も気になるところ。この子が「大物魔獣」の正体ってこと…?魔獣少女…?とにかく謎は深まるばかりです。
  • ラストの、杏子と仁美の会話も新鮮でした。いわゆる「杏仁」ですね(おいしそう)。何気に公式でこの二人のやりとりが描かれたのは初めてかな…二次創作では意外にもよく見かけるんですが。コンセプトムービーでも仁美にはセリフがちゃんとあったみたいですし、新作でもけっこうガッツリ関わってくるキャラになるかもしれませんね。魔法少女になる可能性もゼロではない…かも。
  • そしてラスト1pはびっくりしましたね! 第2話で消滅したさやかちゃんが、杏子と仁美の元に突然あらわれました。しかし素直に「やったーさやかちゃんだ!」と喜べないのは、さっきのマミさんの描写があるから…。すごく…魔獣の罠っぽいです…。まあ特殊概念の一部と化してしまった彼女のことですから、本物(?)の可能性もなきにしもあらず…とは思うのですが。ここは素直に「やったーさやかちゃんだ!」と単純に喜んでおき、おとなしく次回でショックを受けることにしよう…。それがまどマギの正しい楽しみ方ですよね…。
  • 長くなってしまったのでこの辺で。しかし映画にしろ漫画にしろ感想は色々書いていますが、ここまで一つの話について詳細に書くことって滅多にないな…。だってホラ…他に書いてる人いないから…。実際「魔獣編」かなり面白くなってきてますし、じっくり読むに価する作品だと思いますよ。他のきらマギ漫画の感想はまた後日…。ではまた。