沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

マナー・メイクス・メーン

  • 今日は『ストレイト・アウタ・コンプトン』という映画を観に、渋谷へ行った。ヒップホップグループ「N.W.A.」の伝記っぽいノリの映画。めちゃくちゃ前評判も高くて、期待して行った。
  • 実際スゴイ面白かったんだけど、観客のマナーがあんまり良くないのが気になった…。帽子被ってる上にめっちゃ座高が高い人とか(座高はいいけどもうちょい深く腰掛けてくれよ…)、上映中に私語してる二人組とか妙に多くてな…。
  • 一番ひどいのがよりによって隣に座っていたカップルで、女性のほうがカバンを何度もゴソゴソやってビニール袋をめっちゃガサガサ言わせて、さらに小分けの袋のお菓子をボリボリ食べていた。しかし私はあくまで紳士的な態度で、「あまり映画館に慣れていないのだな…」と微笑みを浮かべながら許してあげた。…というのは嘘で「お前を小分けの袋に入れて頭からボリボリ食べてやろうか!?」と思った。ビニール系はマジで万死スイッチなのでホント勘弁してほしい…。
  • まあ『岸辺の旅』でも後ろのオジサンがめっちゃビニールうるさかった思い出があるので、別にジャンルの客層がどうとかの問題じゃないと思うんですけどね。でも音楽映画なんか観にくるってことはきっと音楽が好きなんだろうし、だったら映画の「音」に対しては十分な敬意を払ってほしいもんですわ。『キングスマン』のセリフ「Manner maketh man(マナーが紳士を作るんだ)」ですよ、ホント…。
  • とか言いつつ、私もついこの前、前の席の人を怒らせちゃったんですけどね。濡れ衣だと思うんですが…。というのも、スヌーピーの映画のエンドロールが終わった後に、急に前の座席の男が恐ろしい形相でくるっと振り向いて、「座席を何度も蹴るんじゃねえよ!」とか言われたんですよ…。身に覚えがなかったので「蹴ってないですよ」と言ったんですけど、男はプンスカしたままどっか行っちゃいました。なんだっつーの、クスリでもやってんのか?と思ったんですけど、まぁひょんなことから足が軽く当たっちゃった、みたいなことがなかったと断言はできませんからね。それからはちょっと前方に気をつけるようになりました。でもやっぱりあの時のは濡れ衣だと思うけど…。そんな何度もガンガンけらんわ。でもだとすると彼が感じた衝撃は何だったんだろう。ホラー的な…?
  • とはいえ私はビニールをガサガサ言わせてる人に対してキレるのも嫌なので、ガサガサの人には自分で気づいてほしいものです…。というか映画館も映画泥棒とか言ってないでもっとクリティカルなマナー広告を出してほしいですね。まぁ、結局は客側が気をつけるしかないわけですが…。そんな感じです。不毛な文句でした。映画本編の話はまた…。