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沼の見える街

ぬまがさのブログです。おもに映画の感想やイラストを描いたりしています。

「もう何も恐くない23」感想

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  • この前の日曜にビッグサイトで行われたまどマギイベント「もう何も恐くない23」の感想です。どうも今回は運営側のミスや不届きが多かったようで、サークル参加者の方からは不満が続出してしまったようなのですが、漫画を買いあさって帰っただけのお気楽な一般参加者の私としては、実に楽しい時間を過ごすことができました。買った本もどれも魅力的なものばかりだったので、大雑把に感想を書いておこうと思います。カッコ内はサークル名(敬称略)。
  • 『BEHIND THE SCENES!』(STILL ALIVE)。「硬質なキュートさ」とでも表現するべき、バキッとしたカッコよさとふんわりした柔らかさが絶妙なバランスを保った絵柄がいつも通り炸裂していて、眺めているだけで惚れ惚れします。懐かしの着せ替え人形オマケ風の表紙も素敵です。内容は、最近とみにコラボやイラストなどの「お仕事」的な露出が多いまどほむコンビが、「楽屋」でどんなやり取りをしているのか…という(若干の皮肉も効いた)優しいお話でした。earthコラボのパーカーをナチュラルに着こなしている二人がとても可愛い。
  • 『アナログのすすめ』(マクロノーム/のび)。繊細で美しいまどほむ漫画でおなじみののびさんによる、アナログ描画についての解説本です。とても200円とは思わないほどの充実っぷりで、「アナログといってもボールペンくらいしか知らないし、どこから手をつけていいのかさっぱりだぜ!」的な初心者(私ですが)にもわかりやすい入門書となっています。とはいえ堅苦しいものではなく、可愛いキャラクターがアナログお絵描きの楽しさをガイドしてくれるという作りになっているので、きっとデジタル派の人もお絵描き初心者の人も、改めてアナログにトライしてみたくなることでしょう。私もこれを機にちゃんと学んでみようかな…。可愛くてタメになる、とてもお得な本でした。
  • おなじくのびさんの『オーバーライン』。こちらも凄い…。直接的な描写はありませんし、まどほむが密室でキャッキャウフフするだけといえばだけのお話なんですが、なんというか、とても美しくて、そして淫靡でした…。直視できないほど眩しかったです。これが「尊い」という感情なのか…。あおげば尊死(とうとし)…。
  • 『マドホム通信 〜エスパーキュウべぇの逆襲〜』(骸咲)。独特の線の雰囲気が魅力的な骸咲さんの、楽しい最新作です。『おそ松さん』のエスパーニャンコ的な能力(人の本音をダダ漏れにしてしまう)をなぜか得てしまったキュウべぇに、まどほむ(さや)が翻弄される…というお話。悪魔になってしまったが故にまどかに対して素直になれないほむらと、ほむらの心に踏み込めないまどか(と外野から面白がってるさやか)が、エスパーキュウべぇを介して何となく良い感じになっていく過程にホッコリしました。ほむさや派としてはさやかの「くれるならもらうけど」という本音がツボでしたね。もらうんかい。
  • 『かざしたビー玉』(東屋/マーサ)。『叛逆の物語』のほむ結界でのさやかちゃんの心情が繊細に描かれたお話。表紙どおり杏さや的な要素が強いんですが、個人的には路地でほむらと対面したときにさやかが発した言葉の真意にグッときてしまいました…。叛逆ラストにつながる流れも綺麗。
  • 『魔獣編のほむらちゃんのかわいいの折りほん』(ぺこん/きの)。先月の「魔獣編」最新話で界隈を騒然とさせた、特に熱心なまどほむ派ではない私ですらハマりつつある「マドほむ」が早くも漫画になっていました。ほのぼのした短い話ながらも、マドカとほむらの屈折した関係性がうまく描かれていて楽しかったです。こういうマドほむ、もっと見たいな…流行ってほしい…。まずは2巻待ちか…。
  • 『あの子はシチューが好きらしい』(ああるえいち)。表紙のピーラーをかまえたほむらがムダにかっこいい…! ほむら他4人がまどかのためにシチューを作るというシンプルなお話ですが、細かいボケツッコミが楽しい一品でした。
  • 『ナギホムインシリアス』(仁人)。タイトルから当然、なぎさとほむらがシリアスな状況に陥る漫画なのだろうな…と思って(若干の嫌な予感を抱えつつ)ワクワクして買ったのですが、見事に的中しましたね……嫌な予感のほうが……。イヤ、面白かったです、ホント…。丸っこくて超かわいい絵柄でハードコアな下ネタを繰り出すというおなじみの作風ですが、七不思議的な伝説の真実がことごとくアレだったりする流れとか爆笑してしまいました。ほむらを「お前」呼びするなぎさちゃんがツボです。オッスなのです。
  • 『こんにちは おくたちゃん』(スーパー銭湯/ふくたろう)。叛逆後の杏さやが魔女としての記憶を失ったオクタヴィアちゃんを拾って育てるというホンワカしたお話でした。オクタヴィアちゃんといっても、私が最近描いた「アクアリウム・ロスト」みたいに単にちっちゃくなっただけの不気味な奴ではなく、ポニョ分が高めの超かわいいデザインになっています。こんなん飼うわ…。「どうしてこの言葉がわかるの…!?」という場面はコンセプトムービーの台詞も意識されているのかしら…。本当にこんな展開になるかもしれないですね。楽しみ。
  • 長いのでこのあたりでいったん終わります。気になる本があったらぜひ何らかの方法で手に入れて読んでみてくださいませ…。私はデジタルでしか作品を発表したことがないのですが、やっぱり本の形で読めるというのは良いものですね。ちょっと興味が湧いてきました…。今回の「もう恐」、すでに指摘されているような様々な問題はあったのでしょうが、私としては素敵な本にまた沢山出会うことができたので、行ってよかったな〜と思います。参加者の意見を取り入れて改善しつつ、貴重なまどマギイベントとして続いていけばよいんですけどね…。なんだかんだ期待しております。ではまた。