沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

爆音ガルパンの思い出

  • 思い出っていうかまだ全然やってるんですが…。それはともかく『劇場版 ガールズ&パンツァー』のブルーレイがとうとう発売されたようですね。ツイッターなどで、さっそく観てみたという人をたくさん見かけました。すでに有志の解析班(?)が劇場公開版とBD版との違いを検証し始めているようで…。しかもすでにだいぶ改変ポイントがたくさん発見されているようで、スゴイ話ですね。私も今度見てみようと思います(ソフトの購入はちょっと考え中ですが…)。
  • まぁもっとスゴイ話なのは先述したように、まだ普通に劇場でガンガン上映しているという事実ですよ…。ガルパンどんだけだよって話です。…とかいって私もつい先日、立川シネマシティで「極上爆音上映」を体感してきたばかりなんですけどね。いや、ほんと凄かったです。これは確かに立川までわざわざ足を運ぶ価値は十分にあるというか、ブルーレイが発売した後でさえも連日満席なことにも納得ですよ。すでに本作を見ていてお話を知っている人にも改めてもう一回おすすめできるほどの迫力でした。
  • マッドマックスの爆音上映ももちろん凄まじかったんですが、ガルパンは何と言っても爆発と轟音の多さでは群を抜いていますからね。これほどまでに立川が誇る「極上爆音」システムと相性のいい作品、もうしばらくないんじゃないかと思います。
  • 冒頭のエキシビションマッチの最初の一発目からして、なんかもう笑いがこみ上げてくるんですよね、あまりに音がすごすぎて。ドーーーーン!!っていうド派手な爆発と砲撃がすごいのは言うまでもありません。ビリビリ!と空気が衝撃波のように震えて、リアルに吹き飛ばされそうになります。さらにズーーーン…みたいな腹に響く轟音やギャルギャルギャル…という戦車の立てる音、そしてゴゴゴゴ…みたいなずっと鳴っている地響き、そのどれもが臨場感を極限まで高めてくれるわけです。
  • それでいて(マッドマックスの時も書きましたが)、「うるさくない」のが凄いんですよね。こんなに音量をフルに振り切ったら、普通は迫力とかよりも「不快」が先に来てしまう、なんてことにもなりかねないわけですが、非常に丁寧にうまく調整されていて、安心して爆音に身を委ねることができます。声優さんの演技とかも全然キンキンしないですしね。あくまで「ここは大きく聞こえてほしい」という音だけがとんでもなく増幅されている、という塩梅なのが素晴らしいです。(中盤だとサンダース高校の戦闘機とかもスゴイ迫力でしたね。)
  • 特に凄まじかったのは、大学選抜との戦いで登場するあの…名前は忘れましたが超でっかい自走式の大砲ですね。恐るべき威力の砲撃であたり一帯を吹き飛ばし、みほチームを散々苦しめたわけですが、爆音であの大爆発を味わうともう絶望感が半端無くて、「こんなのに勝てるわけない!」と思わせてくれます。
  • みほまほvsアリスのラストバトルも素晴らしい。セリフをオールカットして戦車の砲撃音と衝撃音と破壊音だけで構成されたシークエンスは、まさに最高の音で味わうのにふさわしい見せ場です。もうここを観る(というより聴く)ためだけにでも立川に行く意味があると思いますね。
  • ほんとマジで爆音ガルパンはオススメなので、すでに見た人もまだの人も、機会があれば立川まで行ってみてください。まだ土日は大混雑のようですし、6月30日まで公開が延長されたということなので、もう少し待ってからでもいいと思うんですけどね。善は急げというやつなので、ぜひぜひ。私は正直4DXも気になってきました…。どうなんだろう。では眠いのでこれで。