沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

グランドそしてブダペスト

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・ためしに絵をアップしてみる。pixivでは「まどかマギカ」の漫画ばかり描いているので、そちらではちょっと描きにくい絵とかも好きに描いていこうかなと思います…。

ウェス・アンダーソン監督『グランド・ブダペスト・ホテル』。超おもしろくて超かわいい、大好きな作品。アカデミー賞も音楽・美術とガンガンとったようで、めでたい。作品賞って感じの映画でもないし。

・『グランド・ブダペスト・ホテル』は日本でも大ヒットと聞いて嬉しかったが、それでも興行収入は3億円くらいだったのか。もちろん快挙だとは思うが、もっともっとブレイクしたのかと思っていた。映画ファンはみんな褒めていたし…。

・たとえば、『ノア 約束の舟』みたいな、流行ったって話も聞かないし、(多分)映画好きの間でも大して話題にならなかったような作品でも、13億円くらい行っているんだよな。公開規模の違い、ということなんだろうが。(ちなみに『アナ雪』は260億円。比べるのもおかしいけど)

・で、もっと驚いたのは、アメリカで賞をとりまくって、アカデミー賞もほぼ確実と思われていた(逃したけど)『6才のボクが、大人になるまで』(原題Boyhood)。日本でも映画ファンの間ではすごく話題になったし、映画館も連日満席!みたいな話も聞いていたのに、興行収入は1千万円くらい。うーむ。

・「流行ってる」とか「売れてる」とかって、意外と自分の周りの雰囲気とはギャップがあるものだな〜と。「みんな好き」「みんな知ってる」と、いとも簡単に思ってしまうが。数字のデータって、けっこう何となくのイメージを裏切ってくれるので、怖いと同時に面白い。

・まあ一方で、『アナ雪』だって知らない人は知らないよね…とも思う。究極の「覇権アニメ」だけども。「は?レディゴー?何?」みたいな人も、きっといっぱい。