沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

ハズレひいたナイト

  • 帰り際についうっかり観てしまった映画がものすごくつまらなかったので、このブログでディスってくれようと思い、帰りの電車の中で怒りのデスロードな長文を書き連ねていたのだが、書いていたらちょっと怒りが収まってきたのと、若干むなしくなってきたので、ひとばん寝かせることにした。それでもまだ怒っていたら、改めて書こうと思います…。
  • ぶっちゃけ、どんなにひどい作品でも、何かを批判した後って寝つきが悪いんですよね…。ほめるのよりずっと気を使う。私に批評は向いていないということかもしれません。とりわけ今夜は超くたびれているため、ぐっすり眠りたいので、ディスるにしてもまた後日ということで…。
  • つまらなかったものはきれいさっぱり忘れる、次の面白いものを探す、というのが最も理想的な生き方なのですが、なかなかなー。それにま〜、ディスる楽しさってのも悲しいかな存在するし、映画の入場料金にはその楽しさの分も含まれていると個人的には思っていますが。
  • それにしても、私はやっぱり映画ファンとしては全然半人前だなあと思う。だって、面白いものしか見てないんだもん。あらかじめ「良い」とわかったものだけ観て、たまにハズレをつかまされたからって怒りがデスロードするなんて、未熟な証拠かもな…。本当に「映画」自体のファンを名乗りたいなら、駄作や凡作もちゃんと観て、場数(?)をふまないといけないんでしょうね。
  • まあ、そこまでしないといけないなら、別に「映画ファン」なんて肩書きいらないよって感じだけど。普通の「おもしろい映画ファン」でいいよ…。とはいえ、「ハズレ」をいっぱい引かないと到達し得ない「アタリ」の喜びというのも、間違いなくあるんでしょう。
  • ネットとかざっと見わたしても、批評家でもないのに、明らかに地雷だろっていう作品をちゃんと見てる映画ファンの方がけっこういて、すごいなーと思います。予告の時点でどう考えてもアレな感じだった『エイプリルフールズ』を、ちゃんと劇場で見ようと思える人とか、皮肉ではなく普通に感心しちゃいますよ。たとえその後に待ち受けるものが暗澹たる気持ちだったとしても、「ハズレを引く」「地雷を踏む」経験でしか鍛えられない勘って絶対にあると思う。
  • まあだから、今日みたスゲーつまらない映画も、ひとつの「ハズレの場数」だと思えば、無駄ではない、か…。うーん。それにしても圧倒的なつまらなさだった…。いや、何事も無駄にはならないと信じることにしましょう…。いつか点と点がつながるとかなんとかジョブズも言ってましたし…(適当なまとめ)。
  • では、今日は眠いので早めに寝ます。あ、今日でブログの記事総数が100いったそうな…。えらい書いたな。ちなみに現在のアクセス総数は7500くらいとのこと。なるべく数字とか気にしないよう気をつけてますが、読んでくださってる方、ホントありがとうございます…。励みになってます。でも眠いものは眠いのでおやすみなさい。