沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

楽しみムービーズ

  • はーー、くたびれた…。長い1日でした。でも、ずっと準備を重ねてきたことが、なんとか上手くいって、まずは良かった。いや、本当の本番はこれからなのですが……とか書いたところでナンノコッチャですね。やめよ。
  • 電車が家に着くまでに、気になっている映画の話でもしよう…。
  • まず、今日公開の『きみはいい子』。去年、社会の底辺に生きる人々の哀しくも美しい姿を描いて話題になった『そこのみにて光輝く』の監督、呉美保の最新作。主演は高良健吾さん。予告を見る限りだと、児童虐待などの問題を扱った、重厚な作品のようですね。すでに、傑作との噂も耳にしています。予告では正直ちょっと苦手な雰囲気も感じたのですが、まあ観ないわけにはいかないでしょう。現代の邦画を語る上で、やはり見逃せない監督です。
  • ジュリアン・ムーア主演の『アリスのままで』も今日公開ですね。アルツハイマー症を患った女性の物語と、こちらも重いテーマながら、きわめて高い評価を得ている作品。記憶(自我)を保ったままでいられる最後の夏を描くとか、あらすじだけでもうヤバイですね。心に深々と突き刺さる名作の予感がプンプンします。見るしかないでしょう。
  • 「重い」映画ばかりではありません。待ち望んでいた一級ボンクラ映画『アベンジャーズ: エイジオブウルトロン』も来週公開。監督のジョス・ウィドンは本当に信用のできる男なので、今回もやってくれることでしょう。予告編をあまりに何度も見させられたせいでストーリー的なワクワクが微妙に減じているとはいえ、圧倒的な映画力で吹き飛ばしてくれることを期待してます。それにしても、マイティ・ソーが「みんな死ぬのか…」って悲しげに言ってるシーンは何度見ても笑う。何があるのか知らんけど多分おまえは死なないだろ!神様なんだから!
  • そして、『マッドマックス』のトム・ハーディが主演の激シブ映画『オン・ザ・ハイウエイ その夜、86分』も期待大。ハーディがひたすら車を走らせるサスペンスのようですが(また?)、舞台は車の中のみ、登場人物はハーディ一人という、特殊なシチュエーションスリラーのようですね。これは明らかに当たりでしょう。再オープンした恵比寿ガーデンシネマも、どんなのか楽しみ。
  • そして7月の目玉は、なんと言ってもピクサーの『インサイド・ヘッド』ですね! 頭の中の5種類の感情が主役のお話。監督は『モンスターズインク』『カールじいさんの空飛ぶ家』のピート・ドクター! まあこの人なら鉄板でしょう。すでに海外で絶賛されまくっていますし、ものすごく楽しみです。最近のピクサーはちょっと鳴りを潜めていましたが、本作で「やっぱりピクサーは凄い!」と思わせてくれるはず。
  • 楽しみな映画はまだ色々たくさんありますが、そろそろ電車が着くのでこの辺で。あ、『マッドマックス』をもう一回観なければ。4DXというのも気になるな…。いそがしい。