沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

9月たのしみムービーズ

  • なんだかんだ9月ですね〜。もう一週間くらい経ちましたが…。というわけで9月に観たいな〜と思ってる映画をメモっとこうと思います。
  • まずは何と言っても『キングスマン』(9/11公開)。マシュー・ボーン監督、コリン・ファース主演のスパイ映画ということで、これはもう間違いないでしょう。観ないわけにはいかない。それにしても今年は『MI5』→『キングスマン』→『コードネーム U.N.C.L.E』→『007 スペクター』が連続公開か…。2015年も残り3分の1に差し掛かって、まさかのスパイ映画フィーバーっていうのがすごい。流れも見事で、「トム様エンタメ超大作」→「ボンクラハードコア」→「オシャレ&シャープ」→「大トリ007」という全方位対応の出来過ぎ感…。のるしかないこのビッグウェーブに。
  • 小規模ながら実は一番期待してるのが、『くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ』。フランスの絵本の長編アニメ化なんですけど、すごく良さそうなんですよね〜。まず絵の素敵さがやばいし、ヒロインの子ねずみも超かわいくてやばい(語彙…)。渋谷の小劇場(イメージフォーラム)で吹き替えのみ、しかもわりと午前中早めにしかやってないのがネックだけど、早起きしてでも行く価値はありそう…。あ〜予告編もヤッベェかわいいなオイ〜…。本作といい『クーキー』といいテッドといい、9月は熊ラッシュですね。クマショック!
  • 同じく単館系『私たちのハァハァ』(9/12公開)。タイトルは大変アレですが、内容は普通の女子高生が出てくるだけの健全な映画のようです(?)。「クリープハイプ」という実在のバンド(傑作『百円の恋』の主題歌も担当)に会うために、JK4人が北九州から東京まで自転車での旅を決行!というお話。変なタイトルに反して中身はリアリズム重視ということで、『その街の子ども』とか『ビフォア・サンライズ』みたいな名作になるかもしれない。期待。
  • そして進撃の巨人 エンド・オブ・ザ・ワールド(9/19)。うん、確かに嫌な予感もしますが、ひょっとしたら…!?という一縷の望みに賭けてみようと思います。もうあんまり人間ドラマとかなくていいから、後編は巨人が人をムシャムシャ食べたり巨人同士でボンボコ殴り合ってるだけだといいな…。特にシキシマは早い段階で食べちゃった方がいいかもしれない…いや、期待してます、ホント。
  • あと『クーデター』(9/5)なんてのもあった。ウェス・アンダーソン作品によく出てくる素敵な俳優オーウェン・ウィルソンが、まさかのカンボ…東南アジア人災パニック映画に主演!「外国人全員ぶっ殺せ!」という指令が発令されたカンボジ…東南アジア某国で、暴徒と化した民衆から逃げ惑うオーウェン・ウィルソンとその家族の運命は!?っていう映画です。いまやけっこうな大スターだろうに、なんでまたこんなB級感の漂う物騒な作品に出ることにしたのかしら…。監督もよく知らない人だし。ウディ・アレンミッドナイト・イン・パリ』の次の主演作がコレっていうギャップに笑うしかない。幅のある俳優だ…。
  • サスペンスつながりでは『ピエロがお前を嘲笑う』(9/12)もなんかすごそう。予告を見た限りでは、よくある感じの二転三転トリックムービーかな〜と思ったけど、意外にも批評家に絶賛されているとかでちょっと興味が湧く。でも本作、キャッチコピーで「マインドファックムービー」という言葉を「どんでん返し映画」っていう意味で使ってるんだけど、妙に違和感があったので海外の「Best Mindfuck Movies」とか軽く調べてみたら『ショーシャンクの空に』とか入ってましたよ…。なんかちがくね?
  • ジューバコ・ピッキングはともかく、他にもマーベルの最新作アントマンとか、好々爺ビル・マーレイが偏屈ジジイを演じる『ヴィンセントが教えてくれたこと』とかも面白そうですね〜。ああ、大作ラッシュが終わって一息…とか思いきや、けっこうあるなぁ9月も…。がんばって時間を作らねば…。さらに『マッドマックスFR』がついに今週で終わりということで、あと1回くらい隙を見てヴァルハラしよっかな〜なんて思ったり。うーむ。あ、先週バルト9でみましたが、画面も音響もかなり良かったですよ。立川も最高ですが新宿もオススメです。ではこの辺で。ヴァルハラーーーーッ(おやすみの挨拶)