沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

はじめての『叛逆』

  • まどかマギカ『叛逆の物語』をブルーレイで見返していた。通しで見るのは意外と久しぶり。最近すっかり映画の話に明け暮れていた当ブログだが、たまには初心に帰って(?)まどマギの話をしたいと思う。まどマギ好きの方がまだ読んでくださってるかは少し怪しいとはいえ…。
  • さて『叛逆』ですが、やっぱり、面白い…! こんだけ二次創作とか色々しといて何を今更って感じだけど、改めて、ものすごく好きな作品です。世間の評価はよく知りませんが、間違いなく偉大な傑作アニメ映画ですよ。それにしてもここまでハマるとは思わなかったけど…。
  • ひとつ白状すると、私はほぼ完全に『叛逆』から入ったまどマギファンです。TV版も一応チェックしてはいたんですが、「面白いな〜」とは思ったものの、どハマりするまでには至らず。放映時期に日本にいなかったこともあり、(震災後の空気も少なからず影響したと思われる)あの異様で独特な熱狂に、なんとなく乗り損ねてしまったんですよね。
  • そんなわけで日本に帰ってきてからも、ことさらに「まどマギ」というジャンルを深追いすることもなく、たくさんの熱心なファンたちを「楽しそうだな〜」と横目で見ている、という感じでした。劇場版の総集編にも特に興味がわかず、スルーしていました。
  • そして忘れもしない2013年10月31日、ハロウィン。『まどマギ』の新作が公開されたと聞いて、「なんかスゴイらしいし、一応見ておくかな」という程度のノリで席を予約。けっこうまどマギのストーリーを忘れかけていたので、急いでネットでこれまでのあらすじを調べ(雑)、渋谷の映画館に向かいました。
  • でも意外というべきか当然というべきか、ぶっちゃけ1回目はよくわかんなくて。「すごかったけど、どういうこと…!?」って、とにかく良くも悪くも圧倒されてしまい、微妙にモヤモヤしながら映画館を後にしました。ハロウィンだったので渋谷には仮装した人々が集っており、奇抜な格好の人たちをボーッと眺めながら駅に向かったのを覚えています。(ちなみにこの時点ではまだ漫画を描き始めるなんてツユほども思っていない。)
  • その後、もう一度TV版や総集編をDVDで見たりして、あらためて「まどマギ面白いな〜」と感じたので、「せっかくだしもう一回くらい『叛逆』を見ておくか!」と思い立ち、再び映画館へ。そしたらですね…。なぜかその2回目が、ドスッと。深々と心に刺さってしまいまして。いわゆる「どハマり」というやつですね。続いて3回目、4回目(最終的には7回)と熱に浮かされたように繰り返し足を運び、そしてなんと、なぜか突然漫画まで描き始めることになるのですが…。
  • と続けようと思ったのですが、眠くなってきたのと明日が早いので終わります。まどマギの話というより単なる半端な自分語りになってしまいました…。どうでもいいわい。とはいえ、私にとって物凄く重要な作品『叛逆の物語』について、ちゃんと語るということを意外としてこなかったなぁと最近気づいたので、また近々何か書きます。心の広い方は付き合ってあげてください…。ではまた。