沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

ボックス・オフィス・デスロード

  • ついに12月ですね。リアルがいよいよアレなことになっているので、今月はもうブログ休もうかな…と思いつつも、ちょっとくらいなら書けるから、ちょっとくらいは書くか…。
  • マッドマックス フューリーロード』の日本国内の興行収入が発表されて、16億円で年間ランキング38位だったそうですね。Twitterとかで検索してみたら、「そ、そんな…」みたいにショックを受けている方がわりと多くて、ちょっと不憫でした。まあ改めてランキングで示されるとションボリしちゃう気持ちはわかるんですけど、何つってもR15指定の洋画ですからね〜…。ファミリー層を捨てているということですし、数字としてはこんなもんかな、と思います。むしろ健闘した方かと。
  • 綺麗事に聞こえるかもしれませんが、別に売れようが売れまいが作品の価値が変動するわけではありませんから。「どれくらい売れたか」という数字と切り離して作品の価値を判断するために「批評」という営みがあるのだと思いますし。人間の英知を信じましょう…。
  • だからファンの人も、「Twitterなんてしょせんは狭い世界だったんや…」とか「俺たちはメジャーと勘違いしてただけのマイノリティなんや…」とか無闇に落ち込んでいないで、今後も「マッドマックス好きじゃーーー!!」と言い続けたらいいのです。これほどの傑作が評価されないのなら、それは社会が悪いのです!!私たちではなく!!!
  • ともかく、こんな傑作の誕生にリアルタイムで立ち会えたこと、映画ファンとして本当に名誉なことだと思いますよ。これからも『マッドマックス』みたいな面白い映画を探していっぱい観てやりましょうね、世間の人が『HERO』なんて観てるあいだに…(不要なdis)。それはそれとして、興行収入ランキングって眺める分にはけっこう面白いですよね。「おっアレがこんな位置に…」みたいな感じで、暇つぶしに最適(つぶしてる場合か)。ではまた。