- 前夜ナイトっておかしいけどな…。それはともかく、ついに『スター・ウォーズ フォースの覚醒』の公開日がやってきましたね（まだ深夜ですが）。私は近所の劇場で、19時の回のチケットを取りました。全国同時公開の18時半からは30分ほど遅れているとはいえ、楽しみです。とりあえず気分を盛り上げるためにウタマル氏のpodcastの「スターウォーズ特集」を聞きつつ、高橋ヨシキさんイチオシのキャラ「イウォーク」を描いたりしてみました。ヤッチャーヤブナム！
- とは言ったものの、私は『スター・ウォーズ』に関しては完膚なきまでのニワカなんですよね…。恥ずかしながら、これほど有名な作品であるにもかかわらず、今まで何とな〜く触れずにきてしまったのです。「いつかちゃんとシリーズ通して見よう」とは思っていたのですが…。
- 一度「エピソード１」が３Dでリバイバル上映された時に「どんなもんかな」と思って観に行ったんですが、「こんなもんかな…」という感想を抱いて帰路に着いた気がします。その時はまだ、エピソード１がシリーズの中でも評判の悪い作品だと知らなかったこともあり、「スター・ウォーズってのは別にそこまで面白いもんでもないのか…」などという不遜な偏見が芽生えてしまいました。
- でも今回のエピソード７の公開に合わせて、何やら世界中の映画ファンの皆さんがとても楽しそうにしているので、どうにも気になってきまして…。「なんだかんだ言って映画史的には絶対に外せない作品なわけだし、この機会に一気に見てしまおう」と思いたち、TSUTAYAでまとめ借りをして、本日ついに「エピソード６」を見終わりました！ これで私もれっきとした『スター・ウォーズ』ファンの一員ですね。そんなことないか…。
- ちなみに一番楽しく見られたのは「エピソード６」ですかね。旧三部作の中では評判がイマイチみたいですが、ほら、イウォークが可愛かったし…。ハン・ソロ救出の流れもバカっぽい明るさがあって私は好きでした。「５」ではあんな絶望的な感じだったのに、すっげぇお手軽に解凍されたなハン・ソロ！冷凍食品か！とか、ツッコミだしたらキリがないわけですが…。そういうのも含めて、軽妙なタッチがとても好みでした。
- どこかに書いてあった「スター・ウォーズ未見の人は４→５→２→３→６の順番で見るのがいいよ」という記述を真に受けて、実際にその順番で見たんですが、確かに「６」が楽しめたのはこの流れのおかげだった気がします。レイア姫が実は…っていう事実が「３」でネタバレされちゃうのがややネックですが、まぁそのネタは「６」でも電光石火の速さで明かされますしね…。この順番で問題ないかと。
- 逆にイマイチだったのは「３」かな…。「新三部作は微妙」の前評判通り「１」も「２」もあんまり面白くはなかったんですけど、特に「３」には際立ったガッカリ感を感じました。「新三部作の中では一番いいじゃん！」っていう意見もわかるのですが…。
- なんだろう、ゴチャゴチャした政治だの恋愛だのの話が長ったらしいだけで全然面白くないのと、あとラストバトルがな〜…しょぼい…。ヨーダvsラスボスのバトルとか、実質なんの意味もない戦いだったし…。あとオビ＝ワン、そこはアナキンが死ぬのをちゃんと見届けておこうよ…！ まあ「愛着ゆえ殺せなかった」みたいなことなんだろうけど、その甘さのせいで宇宙が大変なことになっちゃうわけでしょ…？ こんな失態を犯しておいて、よく旧三部作であんな偉そうに振舞えたもんだなオビ＝ワン…（さらっと嘘つくしさ…）。彼のみならず、ジェダイの人達の「格」は等しくガン下がりでしたね…。もうちょっと何とかならんかったのか。
- なんかdisい感じになってしまいましたが、欠点やツッコミどころも全てひっくるめて含めてこの巨大な作品の一部ということでしょうから、ちゃんとまとめて見る機会ができてよかったです。ひとまずこれで『スター・ウォーズ』の話を楽しそうにしている人達の話が理解できるようになったわけだ…。むしろそっちの方が本番、みたいな作品ですよね。ファンの反応も含めて作品というか。
- というわけで明日のエピソード７は本当、ニワカなりに楽しみにしてます。とりあえず、予告編を見て泣いてしまうファンの気持ちの一端は理解できました。まぁ万が一「大事故」な出来栄えであってもそこはただのニワカ…。映画館で崩れ落ちるコアなファンの屍を乗り越えて、最低限のダメージでおうちに帰ってこられると思います。いや、もちろん面白かったらそれが一番いいんですけどね…。期待してます。往年のファンは今夜、眠れないんじゃないかなあ。私は寝るけど…。
- というわけで今日はここまで。『フォースの覚醒』を見たら、また粗雑な感想でも書きたいと思います。では「フォースと共にあらんことを…。」（いちど言ってみたかった）
