沼の見える街

ぬまがさワタリのブログです。すてきな生きもの&映画とかカルチャー。

『RWBY Volume3』箇条書き感想(前半)

  • 昨日公開された劇場版『RWBY Vol3』の感想というか、良かったところや気づいたことを思いつくままに箇条書きでバーーーッと書いてこうと思います。整合性とか読みやすさは気にしません!完全にもう観た人向けです!(ネタバレも特に配慮しないのでご注意。)イキオイ重視です!ネバーミスアビート!!
  • まずはRWBY4人組の吹き替え声優さんの舞台挨拶。初日12:40の回で見たんですが、まさかの本編前の登場でした。服の色とかもキャラを意識してるっぽくて、みんな可愛かった。特に早見沙織さんは「ルビーの声だ〜!」って感じました。他にも嶋村さんと小清水さんがヤンブレトーク(ブレイクは絶対ドM!)をしてたり、パンフの宣伝が超露骨だったり…。日笠さんのワイス語りも「わかってらっしゃる」と思いました。ほんとに4期もこの4人で日本語版だしてほしいな〜〜!あとサプライズに現地の制作スタッフも登場してびっくり! 楽しい挨拶でした。
  • そんなわけでさっそく本編開始。冒頭の墓前に立つルビー、構図的にも1期OPを意識してて美しいですね。ていうか「パパ」「ママ」呼びなのか。かわいいな。ここで後ろに立ってるタイヤン、webだと「立ち絵〜!」って感じだったけど、ちょっと自然になってる?そんなことない?映画版でビジュアル面もけっこう修正はいってるって聞いたんだけど、どうなんですかね。
  • 第一試合、チームRWBY対…えっと、どこだっけ …(パンフ確認)そう、チームABRN。オーバーンって読むんですね。褐色の拳法娘アルタンちゃんがカッコよくてお気に入りです。(頭文字Aだしこの子がリーダーなのか。強いしな。)
  • ルビワイ勢にとってはいきなり大きな見所、ルビーのピンチにものすごい勢いですっ飛んでくるワイス!がありますね。ここでの早見ルビーの「わーいす!」という言い方、原語版に寄せてる感じがして実に好きです。 「私の親友!」といわれて「まさか」とつれなく応じてみせるワイス!一応ツンデレキャラの名目を保ってツンツンしていますが、もはや「無理はよせ」って感じですね。ルビーも「親友だー!」って言ってるし、もうバレてるんですよ…。いいんだよもう…思う存分デレて…。
  • ルビワイはともかく、ブレイクがかっこよかったり(ワイヤーで相手をひっかけるところのカッコよさ!)、ヤンがかっこよかったり(ヤンは常にかっこいい)しているうちに勢いで勝利! 長丁場だしサクサク進むのはいいことです。
  • 続いてエメラルド(再)登場。今回ピュラの豊口めぐみさんが休業したため、伊藤静さんがエメラルドとピュラをどっちも演じることになって大変ですね。キャラの性格も正反対だし…。(おわびと訂正:伊藤静さんはエメラルドではなくココ役でしたね!申し訳ない!!正反対なキャラなのは間違いないとはいえ…!)そして一回しか出てこないニオ…じゃなかったネオ様の黒髪ツインテール姿、やばすぎませんかね。なんだこのあざといフォルムチェンジ…えぐいぞ…超かわいい…。
  • みんなでご飯たべるシーンも好きですね。マコ…じゃなかったノーラを演じる洲崎さんの長台詞も味わえました。大雑把なようで意外とメンタルの弱いノーラ…。(けっこう気配りできたりと、細やかな性格してるんですよね。)
  • JNPRvsBRNZ。ピュラの立ち回りがカッコいい…。コンビ名のギャグとか決着のつけ方(またまとめて吹っ飛ばすのかよ!)は緊張感がなさすぎて若干どうかと思いましたが、ノーラの見せ場でありパワーバカの本領発揮なのでやっぱり全然オッケーです! まぁ敵とのガチ殺し合いではなく、あくまで子供同士の対人戦なので、意図的に緊張感が高まりすぎない雰囲気にしてるのでしょう。正統派ヤレヤレ系男子レンくんも最弱リーダー体質男子のジョーンも、JNPRはみんな可愛い。幸せになってほしいです(遠い目)
  • そしてウィンターお姉様登場。待ってました! 声は川澄綾子さん。日本語版では口調をどう訳すか気になるところでしたが、丁寧語(極秘です)とエラそう語(〜のだぞ)が不思議な感じで混ざり合う、ちょっと二次創作とかで再現しづらい不思議な感じでしたね…。英語の言い回しとかが特殊なのかな。今後は少し意識してみよう。
  • あ、ワイスからの呼び方はスタンダードに「お姉様!」でしたね。よかったよかった。漫画で何度もそう書いちゃったし。「ウィンター!」って呼びかけたところで「あ、もしかしてウィンター呼びで固定なのか…?」と一瞬ひやりとしましたが…。大穴で「お姉ちゃん!」くるかなと思ったけど、こなかった(そりゃな)。
  • それにしてもウィンターお姉様、好きです…。初対面のルビーに対する態度とか、ちょっとまともな大人の態度とは思えないほどアレなんですが、多分ワイスに友達ができたと知って気が動転していたのでしょう…。「一応きいてみたけどまさかマジで友達できたなんて…私のワイスが…遠くにいってしまう…」みたいな。「私はワイスから手紙だってもらいまくってるんだぞ!!」的なアピールまでしちゃって…。後でこっそり「私は何を15歳の女の子にやきもちをやいて意地悪なイヤミを言っているんだあああ〜〜」とかゴロゴロ悶えていそうです。すでにイメージがひどいことに…。でも好き。
  • 続いてウィンターvsクロウ。(ところでクロウおじさんが入ったバーもクロウって言うんですよね…。カラス人気なんだろうか…。)クロウの声は平田広明さんでしたが、原語版以上にタチの悪い酔っ払い感が出ていてとても良かったです。こんなチンピラおじさんに急に絡まれてウィンターお姉様も大変だなと思いました。この二人がビーコン時代どういう関係だったのか気になりますね。けっこう複雑そう。
  • あとこのバトル、ワイス(の上位互換)vsルビー(の上位互換)の戦いだと考えると面白いですね。作中でルビワイが戦う機会は一度もありませんでしたが、二人がすごく強くなってガチで戦う局面が万一あれば、こんなバトルになるのかもな…と妄想しました。ルビワイ、どっちも自分の未来の姿を応援していると思うと可愛い。
  • 次はSSSNvsNDGO。ガールズチーム・インディゴのキャラデザ超かわいいよな。それにしてもバトルに次ぐバトルですね、Volume3は…。(オズピンズとピュラの会話シーン等もけっこう長いけど、8割くらいバトってる印象。)サンやネプチューンは百合的観点から言えば邪魔の一言ですが、どっちも憎めないイケメンなのでけっこう好きなんですよね。まぁ今後も適当に頑張って欲しいです。ポケットモンスターサンネプチューン(適当)
  • ペニーとルビーの再会。ペニーはほんとに可愛いな…。潘めぐみさんの無機質なロボットっぽい声もすごく上手で可愛いし、必殺技もド迫力でスクリーン映えするし、この子が出てくると「映画!!!」って感じがしますね。(まぁ後半であんなことになるんですが…。)監視役の時間厳守ガール・シエルちゃんも地味に気になるキャラ。
  • エメ&マーvsココ&ヤツハシ。ココ姉さんデザインも性格も超好きなので噛ませっぽい扱いなのは残念ですが、エメラルドがな〜、反則すぎるからな〜…仕方ない。ブリーチのボス敵みたいな能力だもんな…。それに2期であまりに強すぎたガトリングガンにも明らかに調整入ってるしなコレ…。仕方ない…。
  • ペニーのチームvsCRDL……あっ、あの相手チーム、カーディナルだったんだ!?カーディン、リーダーなのに出してもらえなかったの?なんかかわいそう…。いや、でもそれを言ったらルビーもそうだもんな。リーダーの資質と戦闘力は別物なんでしょうね、きっと。出てもどうせペニーの噛ませ犬になるだけだしね…。ペニーの戦闘ほんとカッコよくて好き。この子が出てくると「映画!!!」って感じが(略)
  • ワイスとウィンターお姉様の秘密のレッスンシーン。ここも素敵ですね。お姉様を前にしたワイス大好き…。チームメンバーの前では絶対に見せない甘えた性根も、身内の前では平気で見せるワイスがもう…かわいい…。たぶんウィンターお姉様は、理想に燃えていた頃の自分をワイスに見ているんでしょうね。そしてワイスは、自分の未来の姿をなんとなくウィンターお姉様に見ているんでしょう(しかしそれは必ずしも彼女の望む姿ではない、というのも切ない)。そんな感じですごく語り甲斐のある姉妹です。それはともかくテクスチャー的に異様に浮いて見えるイモムシが妙に印象的ですね…。
  • そしてヤン&ワイスvsチームFNKI!! この試合がVolume3でいちばん好きです。アクションは大人しめな印象ですけど、「こちらをバカにしてる(憎んでる)敵が激闘を通じて主人公たちを認める」という王道の少年漫画的な展開がアツイ。ワイスが見栄やスタイルをかなぐり捨てて、ヤンのために敵に飛びつくのもグッときます。そしてワイスのために激怒するヤンも惚れる。ヤンワイはルビワイの次くらいにすごく好きかもしれないな…。
  • あと敵のネオンちゃんも性格悪くて最高。しかしまさか「おっぱい」とか言うとは思いませんでした…。RWBYでは極めて珍しいセクハラ発言だ…(原語だともうちょいオブラートに包んでましたが)。2期のグリンダ先生の「アレの長さを…」発言もですが、吹き替え版がいちばんかっ飛ばしてる気がします。
  • このバトルは音楽も本当に素晴らしくて、映画館で聴くとめちゃくちゃ満足感がありました。まず敵チームのテーマソング「Neon」がすごく良いですよね(歌詞もよく聴くとスゲェ腹立つこと言ってて、それがまたネオンちゃんのキャラに合ってて良い)。そこからメドレーっぽいノリで1期OPや各キャラのテーマが色んな調子にアレンジされて演奏されるんだけど、どれもカッコよくて…。そして満を持しての「I burn」のアレンジとか「待ってましたー!!」って感じで燃えました。
  • そして問題の一戦、マーキュリーvsヤン。ふと思ったんですが、本当はマーキュリーは、きっちりヤンに勝たなきゃいけない段取りだったんじゃないの…? そのほうが「負けた腹いせに攻撃した」って流れになって、幻覚がいっそう効果的になる気がするし…。担架で回収した後のエメラルドの態度がめっちゃ冷たかったのって、「いや負けてんじゃねーよオマエ…」ってことだったのかも。なんにせよ、ちょっと抜けてるところが憎めないキャラですよね、マーキュリー。まぁそれはそれとしてヤンへの仕打ちは許せませんし、私的「できるかぎり無残な死を遂げてほしいRWBYキャラランキング」堂々の第2位なんですけどね、マーキュリー…。1位はいずれ発表します(わかるだろ)。
  • まだ折り返し地点なのに、めっちゃ長くなってしまったので、ここで一回終わりにします…。後半の感想も気が向いたら書くので、気が向いたらお読みください。正直、映画版もこのへんで休憩を挟んでくれるとちょうどよかったような…とか言っても仕方ないですね。盛りだくさんでめっちゃ楽しい映画です。ではまた。